お受験ブルー 後期
2018年07月09日

合格してはみたものの……⑥

合格通知を受け取ってしばらくしたころ、年中児用のペーパーを提出してみせることがあります。

 

 

 


親子とも「そんな簡単なもの……」という、半ばバカにしたような面持ちで解きはじめますが、意外にも子どもはところどころ間違えるのです。

 

 


ひどいときは「アサガオ」や「ナス」の名称すら、すぐには出てこないときがあります。


教えると、


「ああ、そうだった。そうだった」といって本人たちは思い出すのですが、


与えられた基礎的なものが、一瞬でも出てこない事実を見逃してはいけません。

 

 

 

 


子どもは、イヤだったり辛かったりしたことを頭から追い出す技は、恐ろしく早く長けているのです。