お受験ブルー
2015年05月06日
お受験ブルー 7
私は受験後のアフターフォローも大切な役目だと思っていますので、保護者の方々から本音に近いところでご相談をよく受けます。
また、子どもにとって私は、家族や縁者でもなく園の先生や近所の人でもないかわりに、受験という大きな壁に挑戦した目撃者です。
そのためか、子どもなりに今考えていることや背負っているものを打ち明け、さまざまなことを打ち明けてくれます。
ですから、子どもと両親、両親と周囲の人たちとの問題など、話し合うことで少しでも状況改善ができればと、少々差し出がましくご家族の中に首を突っ込むこともあるのですが・・・・
希望した学校に縁があった家族と、なかった家族がはっきりと分かれた後では、相談できる相手も非常に狭くなります。
それまで進路指導にも熱心だった受験教室も、受験が終了すればターゲットは次学年の子にうつります。
取り残された家族の叫びを誰も聞いてくれないのではたまりません。
次回から
「お受験ブルー」の初期段階から順にお話ししていこうと思います。