2024年02月09日

運動教室に通う必要はある?

運動教室もずっと通う必要はありません

運動能力テスト対策は、不安でしたら年長児の夏休みに「幼児運動教室」で行われる受験対策の夏期講習などを利用して、数日間で集中的に行うことで十分です。

 

運動は演技派で

受験ではそれほど難しいことをやらせるわけではありません。

失敗しても失敗しても、ひたすらがんばる姿を見せる。もし試験官が来てアドバイスを与えようものなら、これぞ最大のチャンスです。「がんばれ!」といわれたら、唇を噛みながらがんばる。お尻を押してもらえたら、「ありがとうございます」と素直にお礼を言う。

そうすれば、「こういう子を預かりたい」と誰もが思うはずです。

受験生の親なら、そういった演技を教え込むことが重要だと思ってください。

 

運動教室不要論

ボールつきやボール投げ、ケンパーや平均台渡りなどはわざわざ高いお金を払って教えられなくても、自宅で工夫すれば大丈夫です。

そしてそれらがさらに有効にはたらくのは、お父さんがお休みの日に公園で一緒にボールで遊んでくれたことなどが、本人の中に楽しい思い出として記憶されることです。

個人面接の際に、家族との楽しい思い出や出来事を聞かれたとき、「お父さんと公園でボールで遊んだことです」などと答えると、試験官はにっこりと頷いてくれるはずです。

要は試験対策などという意識を持たせずに、ボールやケンパーやゴム跳びなども家族参加で楽しく行うことなのです。

 

運動教室をうまく利用する

自宅で十分練習を積んでいるはずなのに、ほとんどの場合非常に厳しい評価が下されます。

自分の子に下された評価というのは、「もう一歩のところがこれだけあります」ということを示してくれていると考えてください。深く悩むことはありません。今後はそれを強化すればよいのですから。

そしてそれは家庭で行います。なぜなら、言われたところだけを先生はその子に徹底して教え込むことをしないからです。