コラム
2023年07月03日

小学校受験の塾はどう選ぶ?小学校受験の内容や塾の選び方を徹底調査!

小学校受験塾選び-コラム
小学校受験を考えているご家庭で気になるのは、小学校受験の対策ができる塾をどう選ぶかということではないでしょうか。とくに保護者も初めての小学校受験だという場合には、どんな塾を選んだらいいのか分からないものです。そこで今回は、小学校受験の試験内容と小学校受験塾の選び方を解説していきます。

 

小学校受験の現状は?どんな問題が出題される?

まずは、小学校受験で現在どのような問題が出題されているのかを解説します。小学校受験の問題は各学校によって特色があり、一概にどんな試験内容かは決まっていませんが、主なものを次に挙げていきます。

ペーパー試験

いわゆる筆記試験で、学校によって内容はさまざまですが、およそドリル学習で補える内容・難易度の問題が大部分です。数を数えたり同じ図形を探したり、季節に合う草花や行事を選んだり物の名称を尋ねたりするような問題が出題されます。

行動観察

他の受験生と一緒のグループでゲームや遊びをする中で、リーダーシップや協調性などを観察する試験です。

運動

マット運動や走ったり跳んだり投げたりといった、基本的な運動能力の試験です。運動能力の高さを見るだけでなく、先生の指示が聞けるかも見られています。

絵画

出されたお題に沿った絵を描く試験です。自由な感性を表現できるかどうか、出された問題を理解して遂行できるかどうかが見られています。

面接

ほとんどの小学校で行われている面接ですが、形式は保護者同伴だったり親子別々だったりとさまざまです。学校の教育方針と合っている家庭か、学校と協力していける保護者か、子どもと保護者との関係性、子どもの基本的なコミュニケーション能力などが見られます。

制作・巧緻性

手先の器用さである巧緻性を見るために、紐を結んだり線に沿って紙を切ったりといった制作が行われます。内容は簡単ですが、制限時間内にてきぱき作業を進める力が必要になります。

 

小学校受験の塾選びのポイントとは?

小学校受験対策を考えている人は、「幼児教室」「小学校受験塾」などと呼ばれる小学校受験向けの塾に通うことが多いでしょう。ここからは、どんなポイントで塾選びをしたらいいのかをお話していきます。

志望校向けのカリキュラムがあるかどうか

前述した通り、小学校受験の試験内容は学校によって特色があります。そのため目指す志望校の試験内容の指導に特化した塾がベストです。

国立小・私立小対策ができるかどうか

国立小学校の場合、最終的には抽選で合否が決まることが多いため、万が一落ちてしまった場合に私立小学校受験を考えているなら私立小学校対策を平行して行うことになります。国立小学校対策の塾で、そのような対策ができるかどうか、理解を示してもらえるかどうか確認しておく必要があります。

子ども・保護者のスタンスに合うかどうか

子ども自身がのびのび学べる環境でなければ、小学校受験が苦痛になってしまいます。そのため、塾の指導内容やスタンス、先生の雰囲気が子どもと合っているかを見極めましょう。普段から大勢の集団に慣れていない子が大人数で学ぶ塾ではうまく力が発揮できないかもしれません。カリキュラムに魅力があったとしても、我が子や保護者に合わない塾では力を伸ばすことは難しいでしょう。

無理なく通い続けられるかどうか

塾の月謝のほかに、テキスト代や教室運営費、イベント費などがかかることが多くあります。毎月家計から無理なく支払い続けられるかどうか、冷静に考えましょう。また、いくら魅力的な塾でも自宅から遠いと、子どもを連れて通うのは時間的にも体力的にも負担がかかります。時間的にも金銭的にも、無理なく通い続けられる塾がおすすめです。

 

保護者への指導やフォローも大切!

小学校受験のための塾は、子どもに対する指導だけでなく保護者への指導やフォローも行っているかどうかが重要なポイントです。なぜなら小学校受験は「親の受験」と呼ばれるほど、保護者の出番が多く保護者の姿勢が合否に影響を与えるのです。願書を書くのも親子面接を受けるのも、子どもの家庭での学習を見るのも、子どものやる気を持続させフォローしていくのも保護者の役割になってきます。また、志望校の情報収集もしていかなければなりません。

保護者向けの指導や講座を行っている塾、保護者との個別面談を行っている塾なら、保護者自身がアドバイスを受けながら小学校受験を進めていくことが可能になります。願書の書き方指導や面接指導、
保護者向けの小学校受験についての講座などを行っている塾がおすすめです。

 

まとめ

小学校受験は、筆記試験だけでなくさまざまな内容の試験が行われるため、対策も多岐にわたります。子どもが楽しく通える、信頼できる指導塾を探してみましょう。親の出番も多いのが小学校受験なので、親向けの指導やフォローもある塾なら、親も子も小学校受験を突破する力を付けていけるはずです。

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