親がやっておくべきこと―心得

受験に向けて親がやるべきこと

まず、家庭内における親の立場や関わり方などを確認しましょう。

父親の役割

小学校受験は母親だけが積極的になっていてはだめです。両親が足並みを揃え、一緒に話し合い、考えることが大切です。

情報や行動は母親中心になるとは思いますが、父親として頭に入れておかなくてはならないことや動かなくてはならないことがたくさんあります。

自分の｢これから｣を見据え、どのようなことを行わなくてはならないのか、夫婦でともに歩んでください。

家族での過ごし方

心得として、受験期間中はできるだけ家族全員で行動することが大切です。

夏休みは特に動物園や水族館、博物館などに足を運んでください。さまざまなものを実際に見て触れて体験できるチャンスなのですから。それが家族全員揃ってということになれば、子供の中に強烈に印象付けられます。

また、海やスキーなど家族全員が思い切りのびのびと楽しむ機会もかならず作ってください。

そういう体験は非常に重要です。

「楽しかった思い出」というテーマで自由絵画を描かされたり質問を出されたりしたときに、そういうことがすんなり口をついて出てくるようになれば、ハードルは自然と低くなります。

　同じように、休日は父親も参加して公園に行ったりお買い物をしたりさまざまな体験をしてください。