親がやっておくべきこと―日常生活
生活習慣でトレーニング
- まずは挨拶から
- 受験はお手伝い経験から
- 外には教材がいっぱい
- おじいさんおばあさんとふれあいを持つ
- 食事面は要チェック
まずは挨拶から
基本的なことですが、家族の中にあっても毎日かならず「おはようございます」「おやすみなさい」「いただきます」「ごちそうさまでした」は欠かさないでください。
そして「こんにちは」「こんばんは」「ありがとうございます」「ごめんなさい」も自然に言えるように指導してください。
言葉遣いも「はい」「です・ます」をきちんと身につけさせてください。
受験はお手伝い経験から
簡単なものとして、まず食事の際にテーブルを拭く、食器を並べる、食後の後片付けをする、洗うなどからはじめましょう。
ほかにも卵を割ったり、野菜や果物を切らせる(これは理科的常識面でも役に立ちます。さまざまな方向から切り口を観察してください)。
台所用品をはじめ、家庭用品の名称(ざる、しゃもじ、下駄など、言えない子が多くなってきています)。
洗濯物を干す。取り入れる。たたむ(日の当たるところとそうでないところの乾き方の違いやピンと伸ばして干すなども体験させてください)。
雑巾がけ(絞ることやきれいな拭き方などは覚えさせておくことが大切です)。
掃除に関して述べると、玄関のまわりを掃いたり、窓ガラスを拭いたり、打ち水をしたりするのは貴重な体験です。
外には教材がいっぱい
トラックやミキサー車、救急車や消防車、パトカーなどの名称や働きの違いから始まり、銀行や郵便局の働きなど、子供が興味を持てば一緒に調べてください。
また、季節による気温や日の長さの変化、太陽の方角と影のでき方、四季の花々や行事が風景とともに変化する様子を意識させます。短い期間でも、風の強さや煙・旗のなびき方と向き、日なたと日かげの違いなどは実感できます。
おじいさんおばあさんとふれあいを持つ
子供同士の付き合いのほかに、年配者との交流やいたわり、さらにさまざまなことを教えられる姿は子供の性格を知り、またエピソードを増やしていく上での大切な要素になります。
食事面は要チェック
間食はさせない、嫌いな食べ物は工夫して食べさせる、決まった時間での食事、バランスのよい食事、冬にはなるべく薄着、歯磨きの習慣化など、もう一度基本に戻って毎日規則正しい生活を送っているか確認してください。