2023年12月08日

お受験教室の危ない先生たち?

受験教室に潜む要注意な先生

教室の指導者を募ると、子供を小学校受験させた年配の女性が応募の大半を占めます。

応募に応えてきてくれるのですから、やる気満々の女性たちばかりです。

でもそういう人たちがいざ先生になったとき、実は受験生にとって困った問題がいろいろ起きてくるのです。

 

過去のデータを引きずりたがる先生

学校のランクや入試問題の出題傾向、授業内容や進学先など、自分の子供が受験した頃の感覚や記憶がまだ抜け切らないので、母親たちにもつい思い込みで話をしたがります。

そのため、その生徒に合っているのかどうか、実際にこの先どう指導していけばよいのか、「頭をまっさらにして最新のデータに入れなおす」というのは、なかなか難しい作業です。

 

受験生に自分の子の学校を押しつけたがる先生

親が志望校にあげた学校が、たまたま教室の先生の子が通っていた(あるいは通っている)学校だったら……そうなると、もう先生ではなくPTAに変身してしまいます。

学校の内容、教師の評判、さらには行事予定や入学後の塾の話まで広げられてしまう可能性もあるのです。

 

自分の子と比較してしまう先生

わが子がよい成績を取り、志望校に入学できたケースの親は、「できない」ということをあまり経験していません。

できないものをわかるようにするのが本来の目的であるにもかかわらず、「なぜできないのか」「どうせできない」といった視点で子供を見てしまい、指導方法を変えるといった方向へは行かないのです。

 

生徒をかわいがりすぎる先生

生徒を孫のようにかわいがりすぎる先生は、その子が何をやっても許したり、不得意な問題は、かわいそうだからと答えを誘導してしまったり……。

そんな先生が多数横行しているのが現状です。